ドメイン取得について
ホームページは制作するだけでなく、公開するためにドメインが必要になります。
私は本名で活動しているので、「daiki-shimada.com」のように名前をドメインに用いています。
仮に自分が株式会社リフトといった会社を設立した場合には、「lift.com」といったドメインを取得するのが一般的です。
「.com」とは最も一般的なため、大抵の場合は悩むことすらなく.comを選択します。ですが、そのほかにも、.org/.net/.jp/.biz など多くの種類が存在します。
この種類分けについて、簡単にドメインが持つイメージをご説明していきますので、これからドメインの取得を考えている方は参考にしてみてください。
(ホームページ制作をご依頼いただいたお客様とは、ドメインの決定から期待する効果までご一緒に考えて制作させて頂いております)

「.com」は最も代表的なドメイン【迷ったらこれ】
早速結論になってしまいますが、ドメイン選択において「.com」が最適です。
インターネット上のドメインの約5割を.comが占めており、Webサイトの印象や検索結果においても、最も効果が期待できます。
しかし、希望するドメインが取得できないケースは多く、同じ会社名の「〜.com」がすでに使用されていると言ったケースは珍しくありません。
依頼してくださった方の会社名が被っているケースが過去にあり、その際には「〜-official.com」「〜-info.com」などの対応をさせていただきました。
ただし、どうしてもこのドメインを使用したい場合は仕方がないのですが、検索した際に先に取得している企業に検索が流れる可能性があるため、控えた方が良いです。
私の場合、SEO対策によって既存のサイトを検索結果で上回ることができると判断したため「-official」を組み込むことにしました。
「.net」はネットワークに関係する事業に用いられる
「.net」は、インターネットの略称です。
IT系の事業者のホームページには、.netが使われていることがあります。
ただし、目的としてはインターネットを活用した事業であることを示すためだけと言っても過言ではないため、それほど重要視する必要はありません。
同業者から見たときに、ドメインの使い分けをしていることでより専門的な印象を持たれることは少なからずあるかもしれませんが、ホームページを訪れるのはあくまでも一般の利用者です。
そのことを踏まえた上で、.netを取得しましょう。
.orgの特徴を紹介した後で、.comが検索においても有利な理由を解説いたします。
「.org」は非営利団体が取得するドメイン【NPO法人が大半】
「.org」は組織(organize)を意味します。
教育に関するサイトを中心とした、非営利団体に用いられるのが特徴です。
.orgは、ビジネスやネットワークでもなく、政府や軍事関係でもない組織を表すために考案されたドメインです。
NPO法人などに多く、ドメインに.orgを使用しているということは、非営利団体である事を主張しているという捉え方ができます。
ドメインとSEOの関係
.com/.net/.orgのどれを選択してもSEOへの影響はありません。
しかし、スマホでの検索時にドメインを入力すると、ほとんどのスマホでは「.com」がデフォルトで予測変換されるはずです。そのため、同一のドメインで.comと.netのものがある場合、.comに流れる可能性がかなり高くなります。
現在は7割以上の検索がスマホから行われているため、このような観点から見れば.comを選択するのが効果的と言えるでしょう。